国内で初めて確認された「チョウチンアンコウ」の一種、「マサモリチョウチンアンコウ」の標本が仙台市のうみの杜水族館で報道陣に公開されました。

黒の魚体に先端の白の疑似餌が特徴的な深海魚「マサモリチョウチンアンコウ」です。2021年9月と去年4月に宮城県沖で行っていた底引き網漁で捕獲されました。

うみの杜水族館によりますと「マサモリチョウチンアンコウ」の確認は、日本では初めてということです。

仙台うみの杜水族館 大谷明範さん:「チョウチンアンコウ類は頭の疑似餌で種類を見分けることができるのですが、このアンコウ類は先端が長く2つに枝分かれしているのが特徴」

「マサモリチョウチンアンコウ」の和名の由来は捕獲した漁師の名前から付けられたということです。マサモリチョウチンアンコウの標本は2月25日に行われるうみの杜水族館の深海生物について学べるイベントで一般公開されます。