11日から12日にかけて中能登町で納屋などを焼く火事が2件相次ぎました。
いずれもけが人はいませんでした。

11日午後5時20分ごろ、中能登町武部の大和武夫さん73歳の作業小屋から火が出ました。木造2階建ての作業小屋約33平方メートルが全焼し住宅や車庫の一部も焼けました。けが人はいませんでした。実況見分の結果、作業小屋のまきを割る機械周辺の燃え方が激しく、警察では火が出た原因はショートなどの電気トラブルの可能性が高いとみて捜査しています。

午後7時半ごろ・中能登町武部

また、12日午前5時20分ごろ、中能登町井田の泉外吉さん86歳の木造平屋建ての納屋から火が出ました。納屋と隣接する泉さんの住宅が全焼しました。泉さんは妻と2人で暮らしていますが、2人ともけがはありませんでした。消防によりますと、実況見分の結果、納屋のまきストーブ周辺の燃え方が激しく、ストーブをつけたままにし、何らかのものに燃え移り火が出た可能性が高いということです。