連合の芳野友子(よしのともこ)会長が名古屋市内で記者会見し、ことしの春闘について、「中小企業や非正規雇用労働者の賃金の底上げが大きな課題になる」との認識を示しました。

(連合 芳野友子会長 名古屋・中村区 午後5時ごろ)
「非正規雇用労働者や中小企業でどれだけ賃上げができるかが非常に大きい」


連合の芳野友子会長は名古屋市内で開いた記者会見で、ことしの春闘について、中小企業や非正規雇用労働者の賃金の底上げが大きな課題との認識を示しました。

また物価の高騰が続く中、連合が掲げる5%の賃上げ目標や、原材料などのコスト増を取引価格に転嫁することなども求めました。


3月15日の集中回答日に向けて、労使の交渉はこれから本格化します。

会場には連合愛知や連合岐阜などの代表が集まり、ほかにも統一地方選などについて意見交換が行われました。