長崎の被爆者が85年前に史上初の無差別爆撃を受けたスペイン・ゲルニカの市民と共にウクライナへの侵攻を続けるロシアに抗議の声を上げました。
長崎県被爆者手帳友の会二世の会 井原 和洋さん
「私達は市民への攻撃を非難する」
ロシアへ抗議したのは長崎の被爆者とスペイン・ゲルニカで85年前にあった無差別爆撃の体験者です。
現地の慰霊祭に生存者代表として出席しているルイス・イリオンドさんが共同の抗議文に名を連ねました。
ゲルニカ無差別爆撃体験者ルイス・イリオンドさん
「ゲルニカから訴えます。戦争はダメだ。」
県被爆者手帳友の会では2012年に長崎の被爆者代表としてルイスさんらゲルニカ市民と協定を結び共に平和活動を行ってきました。
今回の抗議文では「ゲルニカや長崎の悲劇から何も学んでいない」とプーチン大統領を強く非難しています。
県被爆者手帳友の会 朝長 万左男 会長
「黙ってたらもっとひどいことになると思う。(市民力は)地球の市民が持っている最後の力だと思う。それを動員できるかどうか」
長崎とゲルニカの市民代表が連名した抗議文は両国のロシア大使館に送付されました。
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