1か月にわたり鍵をかけていないキャビネットに入れていました。
島根県警察本部は、拳銃を不適切に保管していた職員に対する懲戒処分を発表しました。
9日付で戒告を受けたのは、県西部の駐在所に勤務する60歳の男性警部補です。
島根県警によりますと、男性警部補は去年9月末からおそよ1か月の間、本来、専用の保管庫で管理すべき弾が装填された状態の拳銃を、駐在所内のキャビネットの中に鍵をかけずに保管していたということです。
11月、警察幹部が毎月行う巡視で不適切な管理が発覚しました。
男性警部補は「駐在所の中なので盗まれることはないだろうと、甘く考えていた。
過去にも不適切な管理をしたことがある」と、話し、9日付で依願退職したということです。
県警は再発防止と信頼回復に努めていくとしています。