バレーボールの世界最高峰リーグ、イタリア・セリエAで活躍する石川祐希(27)が来季も現在所属する「パワーバレーミラノ」でプレーすることが決まった。8日にマネジメント会社が発表した。

レギュラーシーズン真っ最中のイタリアリーグ。残り4試合となり石川のミラノは現在7位で上位8チームが進出できるプレーオフへ負けられない戦いが続いている。
ビデオメッセージで石川は「来季、2023年2024年もこのパワーバレーミラノで契約することになりました」とミラノで4シーズン目を迎えることを報告。「このミラノの街という素晴らしい都市でプレーできていることも楽しいですし、あとはこのチームで勝ちたいという思いが一番強い」と契約を継続した経緯を説明した。昨年はシーズンが終わった5月に所属チームを発表したが、今年はシーズン真っ最中での発表となった。

日本代表の主将を務める石川は、6月にネーションズリーグ、9月にパリ五輪の予選と国際大会が続く。「僕が世界のトップを目指す上でこのチームで世界のトップを目指したいなという思いが強くなった」と世界最高峰のイタリアリーグでの飛躍を誓った。

■石川祐希(いしかわ・ゆうき)
1995年12月11日生まれ、27歳。身長191cm/84kg 愛知県岡崎市出身。中央大学在学中にイタリアリーグでプレー。2020-2021年シーズンからミラノに所属。2021年東京五輪では日本代表の主将を務め7位、昨年の世界バレーは12位。