アメリカの大手新聞ニューヨークタイムズ紙で、「今年行くべき52か所」として盛岡市を紹介した作家のクレイグ・モドさんが6日から盛岡市を訪れています。8日は岩手県庁を訪れ、達増知事に盛岡の旅の醍醐味などを語りました。

 クレイグ・モドさんは8日午前県庁を訪問し、初対面の達増知事と名刺交換で懇談をスタートさせました。達増知事はニューヨークタイムズの記事を目にした時の反応をモドさんに伝えました。

(達増知事)
「『A walkable gem without the crowds, just a short bullet train ride from Tokyo((盛岡は)東京から新幹線ですぐの、歩いて回れる宝石)』」というのを読み、『YES!その通り!』」

 これに対しモドさんは、盛岡の旅の醍醐味を次のように話しました。

(クレイグ・モドさん)
「時間をじっくりかけて、できるだけ人間関係を経験するのが目的。(盛岡市民の)話を聞くのは私の人生の大きな宝物」

 最後に達増知事からコーヒー好きのモドさんへ、二戸市の漆器「浄法寺塗」のカップが手渡されました。