台風15号の影響で、静岡県掛川市の私有地から医療資材が近くの川に流出している問題。掛川市は全員協議会の場で3月末までに、資材の回収と運搬を開始したいと方針を示しました。
<野田栞里記者>
「森町にある川沿いに来ています。土砂や木の枝に混じって色々な人工物が落ちています。こちらには目盛りのついたチューブが落ちていますね」
木に絡みついている袋や管、これらは医療現場で使う資材です。
医療資材は掛川市の山中にある私有地に保管されていたもので、2022年9月に発生した台風15号の影響で近くの川に流出しました。被害はおよそ15kmにわたり、隣接する森町にも及んでいます。
掛川市によりますと、私有地の所有者は医療資材について、業者から譲り受けた未使用のものといいます。医療資材の総量は最大で45トンにのぼるとみられます。
<私有地近くにあるキャンプ地の管理人>
「撤去しないと景観が悪いから、このままではまずい。私、管理棟の建物の周りだけ拾い集めても1か月以上かかってます」
所有者は、掛川市などに対して「申し訳ない」と謝罪しているということです。
掛川市の久保田崇市長は1月の会見で。
<掛川市 久保田崇市長>
「非常に頭を悩ませていますし、困った問題だという風に思っています。時間が経っていて申し訳なく思うが、慎重に対応していきたい」
掛川市は医療資材は「危険なものではない」と判断し、6日に開かれた市議会全員協議会で春のキャンプシーズンに間に合うよう、3月末までに資材の回収と運搬にかかる方針を示しました。回収費用は400万円を見込んでいます。
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