安倍元総理が生前、自身の政権運営について語った回顧録で森友学園問題などをめぐる内幕や本音を明かしました。
安倍氏は書店での販売が始まった中央公論新社発刊の回顧録で、森友学園への国有地売却を「私の足を掬うための財務省の策略の可能性がゼロではない」と指摘しています。
財務省について、「自分たちの意向に従わない政権を平気で倒しに来ます」とも述べ、経済財政政策をめぐる対立が疑念の背景にあることを示唆しています。
また、外交については、2018年のプーチン大統領との首脳会談で北方領土2島の返還交渉開始で一致したものの、その後の交渉が暗礁に乗り上げた経緯を語っています。
安倍氏は「一生懸命説得したけれど、米国不信はぬぐえなかったのかもしれません」と返還後の米軍基地建設などへの不信感が壁になったことを明かしました。
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