岩手県北上市は6日、北上駅西口の市有地でスポーツや住まいを柱とする複合施設の整備を進めると発表しました。

 複合施設が整備されるのは、北上駅西口にある柔剣道場や弓道場の敷地、約5900平方メートルです。今の施設は利用開始から50年以上が経ち、老朽化が激しいことから市は民間企業による再開発を公募していました。
 採用されたプランは10階建てのシングル向けの賃貸住宅と新しい柔剣道場や弓道場が柱で、県内初という、プロチームによる「eスポーツ専用施設」や屋内型イベント広場、それに立体駐車場が整備されます。
 北上市では盛んな企業進出に伴い住まいが不足しており、髙橋敏彦市長は「市民ニーズに応える形で着手できることは大きい。気持ちの良い空間になってほしい」と話しています。