福島県浪江町では、復興を目指して特産品づくりが進んでいます。町の酒蔵が特産の常磐ものの魚に合う新しい日本酒をつくりました。しかも人工知能、AIが酒づくりで活躍したんです。

「乾杯ー!」
6日に披露されたのは、町の唯一の酒蔵、鈴木酒造店がつくった「常磐ものの魚に合わせた日本酒」です。

鈴木酒造店・鈴木大介社長「本当に100点近い感じですかね」
こちらの酒づくりでは人工知能、AIが活かされていて、料理と日本酒の味覚を測定して数値化。
その後、AIで出された組み合わせ結果をもとに、試行錯誤を1年繰り返して完成しました。
今回、披露されたのは旬を迎えたヒラメ、そしてアンコウに合う2種類です。

参加者の男性「最高ですね。(魚と)バッチリ合ってます!」
ヒラメのカルパッチョに合わせたその味は・・・

佐藤玲奈アナウンサー「合う!さっぱりとした白身魚の身にほどよく香るこの日本酒、合いますね!」
鈴木大介社長「福島のものを食べてもらいたいと思っているので、そのきっかけになれば全国に広く、常磐・福島のものを広めていけたらと思っています」
常磐ものの魚に合う日本酒は「道の駅なみえ」で購入することができます。
今後は浪江町特産のシラウオなどに合う酒も売り出すことにしています。














