石川県内2つの私立高校で6日、一般入学試験の合格発表が行われ、受験生がひと足早く喜びの春を迎えました。

このうち金沢市本多町の遊学館高校では、新型コロナ感染対策のため去年に引き続き掲示板を2か所設け、それぞれで確認できるようにしました。午前9時の発表時間と同時に受験生やその保護者らが次々と訪れ、受験番号を見つけるとスマートフォンで写真を撮るなど、安堵の表情を浮かべていました。

確認に訪れた受験生の祖父
「自分の子どもが受験生だった時よりも孫のほうが気になるので見に来ました。無事に受かっていたのでよかった」

受験生の母親
「番号ありました!外の世界で自分を認めてもらえる第一歩がこの高校受験だったので、それで良い結果をもらえたのは本人にとっても自信がつくのではないかと」

6日は遊学館のほか小松大谷でも合格発表が行われ、7日は星稜と鵬学園、8日は金沢、金沢龍谷、北陸学院、金沢学院大学附属でも予定されています。