高校生が指導者らに残したいメッセージとは
高校生の委員たちは、指導者や学校などに向けてメッセージを作成していきます。どんな言葉で、どんな思いを伝えるべきか…

女子生徒「自分たちが学校側に指導者を集めて指導方法を確認してほしいとした理由は、学校がある程度決めた上で指導者が従うとした方が、ばらつきとか行き過ぎた指導が減るんじゃないかなと思うので」
メッセージは、今月6日、県教育長に提出されまが、この声をどう生かしていくか、県教委はまだ明確な予定を示していません。
2年前の自死事案を受け遺族らと活動を続ける鈴木友一郎さん。子どもの声を聞く取り組みを評価しつつも、一過性にとどまらない活動を求めています。

鈴木友一郎さん「大事なのは聞きっぱなしにしないことがすごく大事だと思っています。一過性の聞き方ではなく聞いたものを返していく。子どもの意見をどう反映させていくのか子どもの声をどう聞いていくのか仕組みみたいなものが今求められていると感じます」
高校生の山田さんは、自身でも話し合いの内容を発信していくつもりです。
山田さん「この話をやっただけじゃダメで絶対拡散してみんなが知らないといけないと思うので、それをいち早くみんなに伝える。SNS、インスタなどを使って、学校のみんなに伝えていきたいと思っています」
高校生たちの声をどう受け止め、生かしていくか。大人の私たちにその課題が突きつけられています。