村上は柵越え連発も思わぬハプニング
主砲の村上宗隆(23)がこの日も快音を響かせ、ランチ特打では72スイングで24本の柵越えを放ち、好調をアピールした。54スイング目ではバックスクリーンの電光掲示板の液晶を破壊するという思わぬ事態に。モニター上部の6番打者の名前が表示される部分で、「6」のすぐ下の液晶に打球が当たってパネルが落ち、モニターが一部消えてしまうハプニングが発生。
前日に23歳の誕生日を迎え、6年目のシーズンとなった村上はこの3日間のフリー打撃で柵越えは合計54本。6年目も“当たり年”を予感させるスタートとなった。
■高橋奎二(たかはし・けいじ)1997年5月14日生まれ、京都府出身。
15年ドラフト3位でヤクルトに入団。18年10月2日のDeNA戦でプロ初勝利。22年は6月12日のソフトバンク戦でプロ入り初の完封勝利を挙げ、シーズン自己最多の8勝(2敗)をマーク。
■村上宗隆(むらかみ・むねたか)2000年2月2日生まれ、熊本県熊本市出身。
17年ドラフト1位でヤクルトに入団。18年9月16日(広島戦)でプロ初打席初ホームランを放つ。2年目の19年は36本塁打で高卒2年目以内におけるシーズン最多本塁打記録に並んだ。20年は28本塁打で巨人・岡本和真に3本及ばずリーグ2位、21年は39本塁打で岡本と並び本塁打王を獲得。22年は日本選手シーズン最多の56本塁打をマーク。史上最年少で三冠王に輝いた。