下帯姿の男たちが、3年ぶりにみこしを担いで災いを清めました。
福島県本宮市にある高松山観音寺では1日、120年ほど続く伝統行事、「初寅祭(はつとらさい)」が行われました。
この祭りは、1年で最もご利益があるとされる旧正月から数えて最初の寅の日に毎年、開かれています。
今年は3年ぶりに水で体を清めた下帯姿の男たちが神輿を担ぐ「青年裸神輿」が行われました。
神輿の上に乗った男性が梵天を振ると、ご利益がまかれ、その後、投げられた梵天を手にした人には福が訪れるとされています。
本宮市から参加した梵天をとった人「(とれたので)最高ですね。家内安全、それが一番ですね。」
高松山観音寺 住職・矢島義浩さん「みなさんが安心で心落ち着けて生活できればなと思います。」














