フランスでは1日から新型コロナ感染者の隔離が不要になるなど、ヨーロッパで規制緩和が進んでいます。

フランスの1日の新規感染者は、7日間平均で4513人と減少傾向にあります。1日からは、感染者に義務付けられていた原則7日間の隔離が不要となったほか、濃厚接触者の検査も義務ではなくなりました。

パリ市民
「ワクチンがあるので、インフルエンザのように接種していれば安心です」
「規制は完全に撤廃されていると思っていたので、残っていたことが驚きです」

また、ドイツではほとんどの州で2日に公共交通機関でのマスク着用の義務がなくなります。テレワークの推奨など職場での感染対策を定めた政令も、予定の4月から前倒しにして効力を失います。

一方、WHO=世界保健機関は先月30日、新型コロナについて「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の継続を発表しています。