去年、町の一部で避難指示が解除された福島県双葉町では、震災・原発事故からおよそ12年ぶりに医療機関が再開しました。
JR双葉駅西側に開所したのは、町唯一の医療機関「双葉町診療所」で、1日は関係者による式典が行われました。
双葉町は、去年8月に町の復興拠点で避難指示が解除され、町内で医療機関が再開するのは震災・原発事故後、およそ12年ぶりです。
診療所には、内視鏡室やレントゲン室などが備えられていて、町の一次医療を担います。
診察は、震災前に町内の医療機関に勤務していた草野良郎医師など2人が日替わりで担当します。
双葉町診療所・草野良郎医師「かつての双葉町にあった診療所とか病院の感じで、気軽に利用していただければいいと思います」
双葉町・伊澤史朗町長「これをスタートに更なる医療の充実をなんとか取り組んでいきたいと考えています」
双葉診療所は、2日から診療を開始します。














