東京電力は、1月31日、装置の不具合で中断していた福島第一原発1号機の原子炉格納容器の内部調査を再開しました。
東京電力は、福島第一原発1号機で溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」の取り出しに向けて、堆積物のサンプルを採取するため、1月12日に原子炉格納容器内の調査を始めましたが、装置に不具合が発生し、ロボットを水中に落とし込めないとして調査を中断していました。
東京電力は、31日、不具合の原因について、装置の異物の噛み込みによる一時的なものだったと判断し、調査を再開しました。
東京電力は、この調査で格納容器内4か所の堆積物をサンプリングする予定で、31日は、2か所の堆積物を採取しました。残り2か所の採取時期は、未定としています。














