『レジリエンス』という言葉をご存じでしょうか。
困難などを乗り越える力のことです。

その『レジリエンス』を養ってもらおうと、31日に新潟市の小学校で“心の授業”が行われました。

新潟市立濁川小学校の6年生を対象に行われた「レジリエンスの特別授業」。
中学校に進んだ際に人間関係の変化などから学校になじめなくなる『中1ギャップ』を防ごうと、困難やストレスを乗り越えるための“心の力=レジリエンス”を学びました。

【スクールカウンセラー 坂井淳子さん】「辛いこと嫌なことは、道を歩いて普通に躓くのと同じで、特別なことじゃなくてみんなにあること自然なこと」

ポイントは、ネガティブな考えをポジティブに切り替えること。

そのほか、リラックス方法を学んだり、自分や相手の良いところを探すワークショップも行われました。

【児童】
「みんなの良さがいっぱいあるんだなということが分かりました」

「自分の良いところを知れた。友達から優しいと言われました」

【濁川小学校 高島純校長】「これから困難とか嫌なこととかが、きっと全てのお子さんが出会う事になると思いますので、自分で自分の心をポジティブにコントロールしていくところにつながっていければうれしいです」

児童たちにとっては、授業を通じ、改めて自分を理解するきっかけになったようです。