コロナ禍で生活に困窮している大学生を支援しようと、福島学院大学の学生に生理用品が寄付されました。

寄付をしたのは「特定非営利活動法人ハート・オブ・ゴールド 福島クラブ」で、福島学院大学への寄付は今回で3回目となります。

きっかけは、福島クラブの会員からの「困っている学生を支援できないか」という相談で、最初はお米を、2回目と今回は、生理用品を寄付しました。

31日に福島学院大学で行われた支援品の贈呈式では、福島クラブの本田直会長と、今野金哉事務局長から、福島学院大学の桜田葉子学長や学生の代表に手渡されました。

コロナ禍で飲食店などのアルバイト先が減少したことに加え、物価高などの影響もあり、学生の生活はこの3年間困窮する状況が続いていて、学生の半数近くが何らかの奨学金制度を利用しているということです。

福島学院大学・桜田学長「本学は地域を支える人材の育成を掲げています。人と人とのつながりでこのような支援を頂けることは学生の励みにもなり、本当に感謝します」

学生・今井梨璃花さん「アルバイトできない期間もあり、みんな困っていたのでとても助かります。ありがとうございます。」

福島学院大学には350人以上の女子学生が在籍していて、今回の支援品は全員に配布される予定です。