春季キャンプを翌日に控え、31日、巨人の原辰徳監督(64)を始め1軍選手たちが宮崎入り。侍ジャパンに選出されている岡本和真(26)は「ケガをしない」ことをテーマに挙げ、キャンプ、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)と約1か月半続く戦いに備えた。
予定より30分遅れで宮崎に到着した巨人。多くのファンが待っていた空港の歓迎式典で原監督は「グラウンドで汗をかき、強いチームを作り日本一奪回を目指して頑張ります」と宣言した。
その後は宮崎神宮を参拝。去年は新型コロナウイルス感染対策として、今村司球団社長が代表しての参拝となったが、今年は監督を始め1軍選手全員での参拝に。原監督は「久しぶりにみんなで手を合わせることが出来ていよいよスタートだなと。実りのあるキャンプにしていい開幕を迎えたい」と話した。新キャプテン岡本については「昨年の苦い経験というものをね、今年爆発させると。もちろんキャプテンもね、副キャプテンも戸郷も含め張り切ってくれる。そんな中、新しい、非常に元気のいいベテランもそして新人も、そして外国人もという部分においては頼もしくスタートは出来ると思います」と大きな期待を寄せた。
そして、最後には「いよいよ、球春到来!」と力強く締めくくった。
新キャプテンに就任しWBC侍ジャパンにも選出された岡本は「ケガしないという事だけ。しっかりとそこだけ気を付けて1日1日、悔いを残さないように練習に取り組みたい」とテーマを掲げた。