アメリカのバイデン政権が中国の通信機器大手・ファーウェイに対する輸出を全面的に禁止する措置の検討に入ったと欧米メディアが報じました。

イギリスのフィナンシャルタイムズは30日、関係者の話として、アメリカ商務省が複数のアメリカ企業に対し、これまで認めていたファーウェイへの製品や技術の輸出許可を停止するとの通知を出したと伝えました。

また、アメリカのブルームバーグ通信もバイデン政権の複数の高官がファーウェイへの輸出を全面的に禁止するよう主張し、協議されていると報道。協議は初期の段階で決定はされていないとしていますが、5月にも禁輸措置が決まる可能性があるとしています。

アメリカはトランプ前政権時代の2019年にファーウェイに対する輸出を原則、禁止しましたが、一部の製品に限っては、輸出を認めていました。