東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県釜石市の根浜地区で、市民が追悼と防災への願いを込めて竹灯籠を手作りしました。

 竹灯籠づくりは釜石市の根浜地区の観光施設「根浜シーサイド」で28日と29日の2日間行われ、親子連れなどが参加しました。
 竹灯籠は地区の周辺で伐採された直径10センチほどの青竹に穴をあけ、思い思いの模様をつけて作ります。東日本大震災から間もなく12年を迎える中、参加した人たちが製作に取り組みました。
 この観光施設ではおよそ50本の竹灯籠を地区のキャンプ場にある津波避難階段に設置し、2月11日から3月26日までの土日、祝日に灯すことにしています。