気候変動とウクライナ

日本に寒波をもたらした偏西風の蛇行によって、ヨーロッパでは南から暖かい空気が入り込み、記録的な冬場の高温が続きました。こうした気候変動はウクライナの戦況にも影響を及ぼします。

ロシアが続ける、ウクライナの電力などインフラへの攻撃。

ヨーロッパの暖かさで、今は市民生活への影響が多少軽減されていますが、今後寒さが増して、地面が凍るなどすれば、戦車の走行が容易になり、戦禍が拡大する可能性もあります。

終末時計

主催団体「人類滅亡まであと90秒です」

24日、ウクライナにおけるロシアの核兵器使用の可能性に加え、気候変動のリスクなどから、地球滅亡までの時間を表す「終末時計」が、過去最短となる「残り90秒」に縮められました。

「最強寒波」が襲来する中、極端化する気象が今、私たちの生存をも脅かしつつあります―

(サンデーモーニング2023年1月29日放送より)