
「レオパルト2」と比べると一回り小さく、装甲の強度が低いため、砲弾が命中すればダメージを受けるリスクが高く、不利な戦いを強いられることになります。
戦争終結につながるか?
では、今回の戦車供与でウクライナは領土を取り戻し、戦争を終わらせることができるのでしょうか?

防衛研究所の高橋杉雄・政策研究室長は、こうした楽観的なシナリオを否定します。「たとえウクライナ側が領土を取り戻したとしても、プーチン大統領が考えを変えない限り戦争は終わらない。さらに国民の動員を増やして反撃を企てるので、戦争の長期化は免れない」と指摘します。
(「サンデーモーニング」2023年1月29日放送より)