何副首相「水が流れれば自然と水路ができる」 中国側の思惑とは?

何立峰 副首相
「中日国交正常化して半世紀以来、中日間の経済・貿易関係は絶えず発展を遂げてきました」

今回、日本側を異例の厚遇で迎えた中国。何副首相は「水が流れれば自然と水路ができる」という中国の四字熟語をあげ、条件さえ整えば物事は自然に成就すると示唆したといいます。

中国側の思惑とは…

東京女子大学(現代中国政治)高原明生 特別客員教授
「中国側にとってみても、厳しい対日措置をとって何か得があったかと言うと、何にもない。いま中国経済は非常に良くない。『そろそろ対日関係を変えないといけないのではないか』という声が出てきた。夏ぐらいから中国の姿勢が少し変わってきた、言ってみれば和らいできた」

その上で、中国側はどこに落としどころを見つけようとしているのでしょうか。

東京女子大学(現代中国政治)高原明生 特別客員教授
「中国は拳を振り上げると高い木に高く登りすぎてしまう。降りられなくなってしまう。だから、ひとつの措置として、一番彼ら(中国)が気にしているのは経済ですから、経済交流が盛んになるような、少しずつカーテンをまずは開け、それから窓を開けるということを少しずつやっていくのではないか」

日本企業の幹部らを率いた今回の会談を糸口に、日本と中国の関係改善はあるのか―。

国交正常化から54年となった29日。上野動物園から返還されたパンダが四川省で公開され、日本から訪れた観光客は…

日本人観光客
「上野と全然変わっていないですし、可愛いですね」

“日中友好のシンボル”が、再び日本に来ることはあるのでしょうか。