■第20回アジア競技大会愛知・名古屋 大会13日目(2日)

大会13日目の2日、日本勢は金13個、銀4個、銅6個を獲得し、開幕からここまでのメダル総数を240個とした。

【ボクシング】
男子55kg級で初出場の山口瑠(22、駒澤大学)がフィリピン代表のカルロ・パアラム(28)に3ー2と僅差の判定で勝利し、金メダルを獲得した。この階級で日本勢が頂点に立ったのは1974年テヘラン大会の石垣仁以来、52年ぶり史上3人目の快挙となった。

【柔道】
柔道個人戦最終日も日本勢のメダルラッシュとなった。男子90kg級・岡田陸(24)、100kg級・増地遼汰朗(24)、女子78kg級・杉村美寿希(22)の3人はゴールデンスコアの延長となった決勝を制し、金メダル獲得。男子100kg超級・太田彪雅(28)は銀メダル、女子78kg超級・椋木美希(23)は銅メダルを獲得した。

【レスリング】
五輪女王の須﨑優衣(27)と鏡優翔(25)の2人が盤石の試合運びで初の金メダルを獲得した。世界選手権2位の男子フリースタイル86kg級の石黒隼士(27)はイランの選手に敗れ銀メダル。パリ五輪金メダリストの清岡幸大郎(25)は準決勝で敗れるも3位決定戦で勝ち切り銅メダルを手にした。

【ソフトボール】
7連覇を狙うソフトボール日本代表は、予選ラウンド最終戦で中国にサヨナラ勝利を収めた。上野由岐子(44)がピンチをしのぐ好救援で日本に流れを引き寄せると、7回無死一、二塁の好機で石川恭子(30)がバントヒットを決め、二塁走者が生還。接戦を制した。予選ラウンドを7戦全勝で終え、あすの決勝へ勢いをつけた。

【バレーボール男子】
準決勝が行われ、世界ランキング5位の日本は中国(同34位)に3ー2(23ー25、25ー22、25ー18、19ー25、15ー13)で勝利。フルセットの激闘を制し、2010年の広州大会以来、16年ぶりとなる金メダルに王手をかけた。

【サッカー女子】
“なでしこジャパン”は、決勝で北朝鮮とのPK戦にもつれる激闘を制し、アジア大会3連覇を達成した。日本は前半、上野真実(29)のゴールで先制するが、後半に逆転を許した。それでも42分に西尾葉音(23)がゴールを奪い、2-2の同点に。延長でも決着がつかず、PK戦に突入も5ー3で勝利し、史上最多4度目のアジア女王に輝いた。

【自転車】
最終日はトラックの決勝4種目を実施。女子オムニアムの梶原悠未(29)が3連覇達成。男子マディソンでは窪木一茂(37)と兒島直樹(25)が金メダル、女子スプリントの佐藤水菜(27)は連覇はならずも銀メダルを獲得した。自転車競技は合計18個のメダルで大会を終えた。

【その他】
セパタクローは女子がクアドラントで史上初となる銅メダル。ホッケー女子の3位決定戦で、日本代表“さくらジャパン”が韓国をペナルティーストローク戦の末に下し銅メダルを獲得、2018年ジャカルタ大会の金メダル以来2大会ぶりの表彰台入りを果たした。