米子市役所本庁舎と駐車場の敷地が借地で、市が累計35億円近い借地料を支払って来ている問題で1日、市議会は別の市有地と一部を交換し残りを将来買い取るなどとした土地取得に必要な議案を可決しました。

米子市では、市役所本庁舎と駐車場の敷地のおよそ85%が借地で、市は年間6500万円、累計で34億7000万円を借地料として負担していて、長年その解消が課題になっていました。

米子市・伊木隆司市長
「このたび地権者との間で合意に至りましたので、今議会に関連議案の上程をお願いすることといたしました」

伊木市長は先月1日に開会した9月定例市議会に関連する条例案など、3件を提案しました。
それによると、市内の市有地2か所を借地の一部と等価交換し、残りは元々の借地契約が終わる2040年度に買い取ります。

米子市議会・渡辺穣爾議長
「起立多数であります。よって本件は原案の通り可決されました」

採決で3件はいずれも原案通り可決されました。

米子市・伊木隆司市長
「交換によって先行してですね取得が可能になるということは、先行して地代の負担も軽減できるということでもありますので、これが最善の負担軽減策になったと。長年課題として取り組んで来ました市庁舎問題につきましては一定の解決を見たという風に考えてございます」

可決を受けて市は速やかに地権者と正式な契約を結び、合わせて現在の庁舎の長寿命化改修に向けて計画を進める方針です。