台風26号は秋雨前線と一体化し大雨に? 油断せず備えを

坂口愛美 気象予報士:
千葉などへの影響はどうなのでしょうか。台風26号の雲のほかに気になるのが、帯状に伸びている秋雨前線の雨雲です。

台風が前線を刺激するというような話はよくありますが、今後は台風26号と秋雨前線が一体化し、温帯低気圧になって抜けていく形になりそうです。そのため、雨雲の範囲も広がってきそうで心配です。

では、雨と風の予想を詳しくみていきます。30日の夜から、八丈島のあたりに台風本体の雨雲がかかってきそうです。八丈島などでは、1日の朝にかけてが雨と風のピークとなりそうです。

その後、1日の午前中に台風と前線の雨雲がほぼ一体化して、千葉の沿岸部をかすめていくような形になりそうです。

午後になると東へ抜けていく形になりそうですが、もし北側にもう少しずれた場合は、千葉などもまた広く雨となる可能性があります。まだまだ油断はせず備えていただきたいと思います。

特に台風25号で大きな影響があった千葉の印旛沼(成田市)や市原市では、1日の日中ぐらいにかけては雨が残りそうです。

普段の台風などでは「これぐらいの雨は心配ない」と言いたい気持ちもありますが、今までかなり雨量がかさんでいるため、今回は少しの雨でも土砂災害などが起きるおそれがあります。お気をつけください。

1日の午後は次第に天気が回復傾向となり、夜には晴れていきそうです。雨雲が偏西風に乗り、びゅーっと抜けていくことになりそうです。