■第20回アジア競技大会 ソフトボール 日本 10ー0 シンガポール(30日、愛知・安城市総合運動公園ソフトボール場)

7連覇を狙うソフトボール日本代表は、予選ラウンド第4戦でシンガポールに10ー0の快勝を収め、開幕4連勝を飾った。投打で相手を圧倒し、決勝進出へ大きく前進。エース・上野由岐子(44)を温存する余裕も見せ、決勝ラウンドを見据えて盤石の戦いぶりを披露した。

試合は2回に藤本麗(27)の適時打で先制点を挙げるなど一挙5得点を奪うと、4回にも猛打で大川茉由(26)、山内早織(27)の一打で5得点を挙げ、10ー0。投げては先発・三輪さくら(27)が4回無失点に抑える好投で相手打線を封じた。

先発の三輪は、1回を三者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せた。打線は2回、先頭の須藤志歩(27)がセーフティーバントを決めて出塁すると、四球なども絡み1死二、三塁の好機を迎える。ここで8番・藤本がライトへ適時打を放ち、先制に成功した。

さらに好機は続き1死二、三塁から9番・下山絵理(27)がレフトへ適時打を放つと、続く3番・塚本蛍(26)もセンターを破る適時三塁打を放ち、打線が一気に畳みかける。序盤から打線がつながり、日本が5-0とリードを広げた。

三輪は3回、先頭打者に左中間への二塁打を浴び、この試合初安打を許す。それでも後続をきっちりと抑え、無失点。得点圏に走者を背負いながらも、落ち着いた投球で相手打線を封じた。打線は4回、無死二、三塁の好機を作ると、1番・大川がセンターの頭上を越える適時二塁打を放ち、2点を追加。さらに無死満塁と好機を広げると、山内の適時打が相手守備の乱れも誘い、3点を加えた。

この回一挙5点を奪い、10-0とリードを広げた日本。規定により、この時点でコールドゲームが成立し、相手を寄せ付けない完勝で勝利を決めた。