愛媛県松山市に住む70代の女性が、警察官などを名乗る男らに現金約570万円をだまし取られました。

警察によりますと、8月13日、女性宅の固定電話にNTT職員を名乗る男から「姫路市で契約された携帯電話が、料金未払いとなっている」と連絡がありました。

女性が「身に覚えがない」と答えると、兵庫県警の警察官を名乗る男に代わりました。
男から「犯罪に関わっているか確認する」と言われて名前や生年月日を伝えたところ、「女性名義の口座が作られていて、あなたが犯罪に関わっていることになる」などと脅されたということです。

女性はこの警察官に加え、検事を名乗る男ともやり取りするようになり、2人から、持っている預貯金などをすべて現金にして自宅に保管しておくよう指示され、女性はこれに従いました。

8月27日、検事を名乗る男から「お金が犯罪で得たものか調べる。袋に入れて玄関の外に置いてください」などと電話がありました。

女性が指示通りに約570万円を入れた紙袋を自宅前に置いたところ、何者かに持ち去られたということです。

その後、男たちと連絡が取れなくなったことから不審に思った女性が警察に相談し、9月29日に被害届が受理されました。

警察は特殊詐欺事件として捜査するとともに、「現金を自宅の外に置くよう指示するのは詐欺だ」として注意を呼びかけています。