■第20回アジア競技大会 サーフィンショートボード準決勝(29日、田原市赤羽根町大石海岸[太平洋ロングビーチ])

アジア大会サーフィン競技の男女ともにショートボード準決勝が行われ、21年東京五輪銀メダリストの五十嵐カノア(28、世界ランキング7位)が、10点満点中10ポイントのパーフェクトを出し、圧倒的な強さで決勝進出を決めた。また女子ショートボード準決勝に進出した池田美来(18)もインドネシアの17歳、ジャスミン・ミシェル・ストゥーダーに勝利し、決勝進出を決めた。今大会男女優勝者には、条件付きで28年ロス五輪の出場権が付与される。五十嵐、池田ともに、あと1勝でロス五輪出場に大きく近づくことになる。

同日の午前8時ごろに準々決勝を戦い勝ち上がってきた五十嵐は、準決勝でフィリピンのトビー・エスペホン(21)と対戦。相手がなかなか波をつかめない中、序盤から7.00ポイント、6.87ポイントと高得点を出し圧倒的な強さを見せた五十嵐。その後も8.33ポイントの波を出し勝利がほぼ確実となった場面で、攻めを止めない五十嵐は、10点満点中10ポイントの“パーフェクト10”を叩きだした。サーフィンのライディングにおける難易度、革新性、技のコンビネーションなどを総合してパーフェクトとみなされた時にだけ出される極めて稀な最高得点。エスペポンの合計が5.83ポイントに対し五十嵐は合計18.33ポイントで圧倒的強さを見せた。