空港スタッフや客室乗務員のおよそ4割が、直近の1年でカスタマーハラスメント、いわゆる“カスハラ”を経験したとするアンケート調査が公表されました。

航空業界で最大の産業別労働組合「航空連合」はきょう、業界での「カスハラ」について、7月から9月にかけて客室乗務員や空港スタッフを含む航空業界の2159人を対象としたアンケートの結果を発表しました。

アンケートでは、客室乗務員や空港スタッフのおよそ4割が直近の1年間で「カスハラ」を経験していると回答。

空港スタッフの半数以上が「経験がある」と回答した2023年の前回調査よりは状況が改善された一方、空港スタッフへのカスハラのきっかけとして、前回は6パーセントにとどまった「乗り遅れ」が、今回は30パーセントと大幅に増えたということです。

客室乗務員では、シートベルトの着用を促すなどの安全に関わる業務の際にもカスハラ被害を受けるなどの問題も見られました。

航空連合の小林会長は会見で、「カスハラをどう防げるか、働く側としても労使で対話をしながらできることをしていきたい」などと話しました。