■第20回アジア競技大会 サーフィン男子ショートボード第3ラウンド(28日、田原市赤羽根町大石海岸[太平洋ロングビーチ])
アジア大会のサーフィン競技男子ショートボードが行われ、21年東京五輪銀メダリストでアジア大会日本代表“波乗りジャパン”の五十嵐カノア(28、世界ランキング7位)が同じく日本代表のコナー・オレアリー(32、同17位)を0.41ポイント差で破り、準々決勝に進出した。
今大会から採用されたサーフィン競技。5ft~6ft6inc(約150cm〜198cm)のショートボードを使い試合時間内(今大会は第2ラウンドから25分間)で波に乗り、高いポイントの波2本の合計得点で競う。今大会優勝者は条件付きで28年ロサンゼルスオリンピック(五輪)の出場権が得られる。
男子ショートボード第3ラウンドでは五十嵐とコナーの日本代表対決となり、試合序盤からハイレベルな戦いとなった。最初コナーが10点満点中7.33ポイントを出しリードした。五十嵐も7.00ポイントや6.33ポイントなどの点数を出すも、コナーも7.30ポイントの波をつかみ逆転を許さない展開。しかし試合中盤に五十嵐が8.67ポイントの高得点のビッグウェーブをものにし、逆転。コナーも直後に7.93ポイントの波に乗り時間いっぱい攻めたが及ばず、合計15.67ポイントの五十嵐が準々決勝に進出した。コナーの最終合計得点は15.26ポイントで僅差で五十嵐に破れた。
サーフィン競技において、ロス五輪の出場者は現状男女それぞれ2人。国際サーフィン連盟の規定により出場資格の優先順位が定められていて、限られた人数のみ出場が許される世界最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)参加者と28年にの世界選手権(ワールドサーフィンゲームズ)の出場者1か国1名に出場権が割り当てられるが、上位2つを満たさなかった場合今大会の優勝者が出場権を獲得することができる。
五十嵐は世界でもトップに入るCT常連選手ではあるが、今大会での条件付き出場権を獲得することを視野においている。アジア大会初代王者、そして五輪条件付き出場権獲得を目指し、29日に行われる準々決勝に挑む。
※写真はCT第9戦VIVOリオプロ出場時の五十嵐カノア選手(25年6月)

















