■第20回アジア競技大会 愛知・名古屋 準決勝 日本 2ー0 韓国(29日、小笠山総合運動公園エコパスタジアム)
史上初のアジア大会3連覇を目指すサッカー女子日本代表“なでしこジャパン”は、準決勝で韓国と対戦して2ー0で勝利、決勝進出を決めた。神谷千菜(25)が2得点の活躍、今大会5試合で6得点、初戦から5試合連続ゴールと絶好調、史上初の3連覇へ向けて決勝の相手は難敵・北朝鮮となった。
日本のスタメンはGKに大場朱羽(24)。DFは後藤若葉(25)。MFにキャプテン成宮唯(31)、中嶋淑乃(27)、伊東珠梨(23)、塩越柚歩(28)FWに浜田芽来(25)、桑原藍(22)、神谷千菜(25)、上野真実(29)、宝田沙織(26)。連続ゴール中の宝田、上野、神谷はスタメン。フィリピン戦からは2人を入れ替えた。
雨が降りしきりピッチ状況の悪い中での試合となった。日本はここまで4試合で24得点無失点、そして、直近5試合で3勝2分と負けてない韓国が相手、立ち上がりは日本の両サイドが1対1で競り負けて、センタリングを許すシーンが目立った。
前半4分には左サイドをドリブルで持ち込まれると、中央へのスルーパス、ここはキーパーの大場が好判断で飛び出してピンチを脱した。前半6分、日本はコーナーキックのチャンスから上野が頭で合わせたが、ゴール右に外してしまった。
前半15分、中央の神谷から左サイドの中嶋へスルーパス、これを受けると、中央に切り込みシュートを放ったが、ゴール上に外れた。前半26分には日本陣内からのロングパスを神谷が落として、宝田がミドルシュートもキーパーに弾かれたが、神谷もオフサイドを取られた。それでも日本は徐々に形を作り始めた。
前半32分、日本はバックパスをディフェンスが止めようとした瞬間を狙われてボールを奪われると、キーパーと1対1。この場面で韓国のシュートがヒットせずにゴール左に外れた。その3分後には韓国に右サイドを破られると、ドリブルで持ち込まれてシュート、キーパー大場は正面でしっかりキャッチした。
37分、中央から右サイドの中嶋にボールが出ると、狙いすましたクロスで中央の成宮へボールを送ったが、トラップが大きくなってしまいキーパーにクリアされた。前半44分には左サイドで桑原が切り込むとセンタリング、これを4試合連続ゴール中の神谷がボレーで合わせたが左ゴールポスト直撃、惜しくもゴールとはならなかった。日本は再三、左サイドから韓国ゴールを脅かした。
前半はお互いチャンスを生かせずにスコアレスで折り返した。日本は後半開始から今大会6得点の宝田に代えてDFの水野蕗奈(25、INAC神戸レオネッサ)を投入。後半2分には水野が左サイドから切り込んでクロス、中央でヘディングを合わせたが、ゴール左に外れた。
後半6分には押し込まれていた韓国が反撃、ペナルティエリアの外からチョン ミンヨンがロングシュート、これをキーパー大場が右手一本でスーパーセーブ。流れを切りたい日本は9分、中央の上野が浮き球のパスをゴール前に上げると、これに飛び込んだ神谷が韓国ゴールに押し込んで5試合連続ゴール、今大会5得点目をマークした。
さらに18分、韓国のバックパスを神谷がカットすると、左足でゴール右隅に流し込み、この試合2得点目、5戦6発と勢いが止まらない。31分には成宮が左サイドから持ち込んで右足を振りぬくもキーパー正面。
日本の守備陣も韓国に攻め込まれる場面もあったが、ゴールを割らせず。これで初戦から5試合連続無失点となった。日本は5試合で26得点無失点と完璧な形で決勝へ進出を果たした。史上初の3連覇へ決勝の相手は準決勝で中国を2ー0で下した北朝鮮となった。
【女子サッカーアジア大会競技日程】
■グループステージ(グループE)(静岡・小笠山総合運動公園エコパスタジアム)
9月14日(月)〇日本 8ー0 タイ
9月17日(木)〇日本 8ー0 ベトナム
9月21日(月・祝)〇日本 4ー0 チャイニーズ・タイペイ
■準々決勝
9月25日(金)(小笠山総合運動公園エコパスタジアム)
〇日本 4ー0 フィリピン
■準決勝
9月29日(火)(小笠山総合運動公園エコパスタジアム)
北朝鮮 2ー0 中国
日本 2ー0 韓国
■3位決定戦
10月2日(金)(小笠山総合運動公園エコパスタジアム)
韓国vs中国
■決勝
10月2日(金)(小笠山総合運動公園エコパスタジアム)
日本vs北朝鮮

















