皆が当たり前の日常を送れるように

今回、チーム事情で選手の参加はなく、その代わりにサインボールやタオルなどのグッズのお渡しのみとなったのですが、回によっては選手が参加して交流会があったり、写真撮影をしたりということもあるようでした。

他にも試合前の練習見学など、普段ではなかなか体験できないことを経験できるイベントとなっていました。

「難病の子どもとその家族へ夢を」伊藤さんは、今後の展望についてこう話します。

日本もバリアフリーなど色々と言われますが、やっぱりまだ難病のご家族だったり、子供自身もそうですけどなかなか目が向かない中で、かわいそうじゃないんだと、こういう子供がいるんだ、病気の子がいるんだと知っていただくきっかけになりますし、また自分自身を考えるきっかけにもなると思いますので、社会との距離を置くことなく、社会の方々に難病の家族をもっともっと知ってもらう。

皆さんが当たり前に外に出かけられるように、難病のご家族も当たり前のように外に出かけて行っていいんだって。肩身の狭い思いをして「すみません」とか言わずに、当たり前に過ごしていける。当たり前に過ごしていける日常を実現することが私達にとっての課題ですし、社会が良くなっていくために頑張っていきたいと思います(伊藤洋さん)。

難病の子どもとその家族が、当たり前のように外に出かけられる。そのような日常を実現する上では、イベントとしてだけでなく、もっと日常的にこのようなサポートの場が増えていくことが必要だと感じました。

(TBSラジオ「人権TODAY」担当:恒藤泰輝)