来年のパリ五輪の代表選考会となる、「マラソングランドチャンピオンシップ」=MGCの出場権をかけた、大阪国際女子マラソンが1月29日に行なわれます。岡山の天満屋から出場する、キャプテンの大東優奈選手に、意気込みを聞きました。

レースに向け、岡山市内で練習に励む大東優奈選手。入社3年目で、「西の名門」天満屋のキャプテンを務めています。

ここまで、駅伝やハーフマラソンで実績を重ね、昨年末には初めてフルマラソンに挑戦。そこで出た反省点と、年明けのアメリカの合宿で向き合うことで、長距離にも対応できるようになったと自信をのぞかせます。

(天満屋女子陸上競技部 大東優奈選手)「(マラソンに対応できるよう)脚づくりとかもしてきたので、しっかり走っていけるとは思う。怖がらずに最後まで走っていけたら」
大阪国際女子マラソンで、上位6位以内などの条件を満たせば、MGCへの出場資格を得られ、五輪代表争いに名乗りを上げることができます。「自分のベストを出し切り走る」と気合十分です。
(天満屋女子陸上競技部 大東優奈 選手)「2時間27分切り・6位以内でMGC出場を決めることです。後半はきついと思うんですけど、最初から怖がらずに積極的なレースをして。周りに強い選手もいるんですが、走っていけるように頑張っていきたいと思います」

「西の名門・天満屋」からまた1人、ニューヒロインが誕生するか。大阪国際女子マラソンは、29日に行なわれます。なお大会独自の育成枠「ネクストヒロイン」にも大東選手は選ばれています。