秋の味覚を堪能できる「モンブラン」。そんな秋のスイーツに、おはぎや醤油など“和の素材”と合わせた進化系が続々登場しています。

老舗和菓子店も参入「おはぎ」「大福」と融合

「今シーズンのモンブランは“和素材と融合させた”新しいモンブランが沢山出てきている」

こう話すのは、スイーツメディア『ufu. 』の坂井勇太朗編集長。ここ数年は、“和洋の垣根を越える”新しいスイーツが増え、「その流れがモンブランにも来ている」とのこと。

東京・JR品川駅の『エキュート品川』で9月27日まで開催されている人気イベント「Mont Blanc is ART 2026」でも、さまざまな“和洋融合”モンブランが並びます。

140年以上の歴史を誇る老舗和菓子店『空也』が手がけるのは、“おはぎと融合した”「おはぎのツインモンブラン」(空いろ/各540円)

もち米をすっきりした甘さの粒あんで包んだおはぎの上に、異なる2種類のあんをふんわりと絞りモンブラン仕立てに。「和栗あん+ほうじ茶あん」と「和栗あん+スイートポテトあん」の2種類ある“新感覚モンブラン”です。

THE TIME,マーケティング部 羽田優里奈部員:
「お米の優しい甘味が栗の風味を引き立てる。お米も栗のあんも優しい甘さ」

透明のカップにパフェのように層になっているのは「ほうじ茶プリンのモンブラン」(和楽紅屋/800円)。これにも“2種類の和素材”が使われています。

羽田部員:
「あ!めっちゃほうじ茶。かなり風味が強い。羊かんも!?食べ進めるごとに味も食感も全く違うので飽きない」

トップのマロンクリームの下には「ほうじ茶プリン」。さらにその下には「ラムレーズンを忍ばせた小豆の水羊かん」、「ほうじ茶ブリオッシュ」と絶妙な層の重なり。

店のスタッフによると、「栗の風味を邪魔しないように優しい味わいのほうじ茶をチョイス」し、“和といえば小豆”ということで水羊かんを合わせているといいます。

「和栗のモンブラン大福」(旬果瞬菓 共楽堂/799円)は、粒あんと生クリームを包んだ大福に、ラム酒を効かせた濃厚なモンブランクリームをたっぷり絞った“和洋融合”です。

羽田部員:
「栗のクリームとあんこで“最初は和菓子”かなと思うけど、後からラム酒がふわっと香るので“洋菓子の風味”もする」

仕上げの「醤油」で“焼き栗風味”

全国に96店舗を展開する大人気洋菓子ブランド『アンリ・シャルパンティエ』でも、“和素材”と融合した「焼き栗モンブラン」(3個入・994円)を9月から発売。

焼き菓子タイプのモンブランで、白あんを混ぜ込んだ生地の上にはマロンペーストを贅沢に絞り、仕上げに“日本食には欠かせない”ある和食材を使っているといいます。

セールスマネジャー・細田和寛さん:
「表面に“醤油”を塗ってバーナーで炙ることで“苦味・香ばしさ”を。フィナンシェの生地に“白あん”を練り込むことで“栗のホクホク感”を表現している」

羽田部員:
「白あんが入っているので和菓子風で、栗のクリームとも相性がいい。醤油が加わって“焼き栗の風味”もある」