目立つ旧安倍派・旧茂木派・麻生派の要職起用 “不記載議員”も閣僚起用に

高市総理は会見で「旧派閥のバランスなどは全く考慮していない」と話すが、それでは本当に派閥の影響を受けていないのか検証したい。18人の閣僚のうち、実は、旧安倍派と旧茂木派の出身者が半数を占めている。
▼旧安倍派からは、片山さつき財務大臣・関芳弘文科大臣・簗農水大臣・古川俊治デジタル大臣の4人。
▼旧茂木派からは、山下貴司法務大臣・茂木敏充外務大臣・笹川博義環境大臣・木原稔官房長官・小野田紀美経済安保大臣の5人。
▼麻生派からは井林辰憲国交大臣の1人に留まるが、自民党役員人事では党の要である麻生副総裁と鈴木幹事長が続投となる。
一方で旧岸田派からは葉梨大臣の1人に留まり、要職には総裁選で高市総理を主に支援した3派閥の比重が大きくなる形となった。
また今回は派閥の裏金問題で、政治資金収支報告書に不記載があり処分をうけた関文部科学大臣と簗農林水産大臣の2人が起用された。政権幹部は「“罪を憎んで人を憎まず”だ。このままでは一度間違いを犯したらずっと役に就けなくなる」と起用理由を説明する。

















