愛媛県警察学校で26日、初任科生の卒業式が行われ、新人警察官30人が一歩を踏み出しました。

卒業式を迎えたのは、去年4月に愛媛県警に採用された18歳から32歳までの初任科生30人で、およそ10か月間、職務に必要な知識や逮捕術などを学んできました。

式では卒業証書が手渡された後、山崎淳二校長が「失敗を恐れず常に全力で挑戦してほしい」と激励したのに対し、卒業生を代表して安藤康太郎巡査が決意を述べました。

(安藤康太郎巡査)
「誇りと使命感を胸に県民に信頼される警察官になれるよう職務に邁進する覚悟であります」

30人は新人警察官として26日から県内8つの警察署に配属され、交番での勤務にあたります。

(宇和島警察署に配属・篠崎舞巡査)
「一線署勤務で私たちが活躍することが教官方への一番の恩返しだと思っているので精進して参りたいなと思っています」

(松山西警察署に配属・横田朋樹巡査)
「諦めることを決してせずに常に努力が実る時が来るまで懸命に走り続けることができる警察官を目指したいと思います」