再開発の進む松山市駅前、にぎわい創出に期待が寄せられます。大手飲料メーカー伊藤園の手掛ける和風カフェが、21日、四国で初めて市駅にオープンします。店舗では、電車のホームからテイクアウトすることもできます。

愛媛県・松山市駅に21日オープンするのは、大手飲料メーカー・伊藤園の手掛ける和風カフェ「茶寮 伊藤園」です。

この夏に移転が完了した新しい市内電車の電停の目の前に位置していて、郊外電車のホームからもテイクアウトが可能です。

全国で15店舗目、四国では初出店となる「茶寮 伊藤園」は、日本の伝統的なお茶の文化と現代のライフスタイルが融合したカフェで、全国各地の茶葉を使用したメニューを楽しむことができます。

市駅にオープンする店舗では、このほかに自家焙煎のコーヒーも提供されるということで、ホームからの景色を眺めながら、できたての一杯を味わうことができます。
看板メニューはこちら、抹茶ホワイトモカです。

(佐藤利里華アナウンサー)
「抹茶が濃厚です。ほろ苦い抹茶とホワイトモカの甘みが絶妙にマッチしています。まさに和と洋を融合させたこのカフェにぴったりの一品です」

このほかオープンに合わせ、四国中央市・新宮産の抹茶と「霧の森大福」がセットになったメニューが期間限定で提供されます。

(伊予鉄道・河野智臣代表取締役専務)
「松山市駅前広場整備は交通の利便性はもちろんだが、にぎわいの整備が中心になる。今回出店した茶寮伊藤園はそのきっかけづくりになると期待している」