■近代五種男子個人 準決勝 (18日、安城市総合運動公園)

近代五種男子個人で準決勝に出場した佐藤大宗(32、自衛隊体育学校)が全5種目を終えて1526ポイント、グループ4位で2大会連続決勝に進出した。また佐藤と同グループでレーザーランを1位でフィニッシュした冨田洋輔(21、自衛隊体育学校)も1495ポイント、グループ7位で決勝に進出した。

準決勝ではA・Bの2つのグループに分かれて実施され、各グループの上位9人が決勝に進出できる。24年パリ五輪銀メダリストの佐藤は、16日に行われたフェンシング『シーディング・ラウンド(総当たり戦)』を6位で通過。この日最初に行われたフェンシングの『ダイレクト・エリミネーション(トーナメント方式)』で一つ順位をあげた。

2種目目は今大会から採用された『オブスタクルレース』。近代五種は、これまでフェンシング・馬術・水泳・レーザーラン(射撃&ランニング)で実施されてきたが、28年のロサンゼルス五輪からは馬術に代わり、TBS番組『SASUKE』に着想を得たという障害物レース「オブスタクルレース」が新たに加わることで注目され、アジア大会でも今大会から実施される。

『オブスタクルレース』は全長70mのコースに設置された8つの障害を次々とクリアしながら、ゴールまでのタイムと正確性を競う競技。同じ障害を2回失敗すると失権となり、得点は0点。得点はタイムを基準に算出され、1分05秒00を250点とし、基準タイムより速ければ0.33秒ごとに1点が加算され、遅ければ1点が減点される。

佐藤は、オブスタクルレースで30秒91と思うようなタイムは出ず順位を落とし、続く水泳でも決勝進出圏外の10位まで順位を落とした。しかし、銀メダルを獲得したパリ五輪でも巻き返しを見せたレーザーラン(射撃&ランニング)で11分09秒70でゴールし、一気に2位まで浮上した。全5種目を終え1526ポイントとなった佐藤はグループ4位(全体6位)で決勝進出を決めた。

また日本選手では、佐藤と共にグループBで出場した冨田が、レーザーランを10分51秒20でこの種目1位でフィニッシュしポイントを稼ぎ、合計1495ポイントのグループ7位(全体11位)で決勝に駒を進めた。

準決勝グループAで出場した篠木薫(34、警視庁)と関川和晃(32、警視庁)は準決勝敗退となった。決勝は20日に行われる。

※写真は準決勝オブスタクルレース時の佐藤選手(左)と冨田選手(右)