沖縄県は18日、八重山保健所管内、石垣市登野城の飲食店が製造した弁当を原因とする食中毒が発生したと発表しました。発症した5人の便からサルモネラ属菌が検出されています。
弁当を食べた5人全員が発症
県によりますと、今月8日に同施設で製造された弁当を食べた5人全員が、翌9日の午前8時から午後11時にかけて、下痢・腹痛・発熱など、食中毒とみられる症状を発症しました。うち2人は入院しましたが、現在はいずれも退院しています。年代の内訳は10代が4人、30代が1人です。
サルモネラ属菌を検出
その後の八重山保健所の調査で、有症者5人中4人と調理従事者1人のふん便から「サルモネラ属菌(O7群)」が検出されました。5人に共通する食事はこの店で製造された弁当のみで、全員の潜伏時間や症状がサルモネラ属菌による食中毒の特徴と一致していることから、弁当が原因食だと判断したということです。
弁当のメニューは、炒飯・焼きそば・魚フライ・コロッケでした。
これを受け県は、きょう18日から今月22日までの5日間、この店に対して食品衛生法に基づく営業停止命令を下しました。
サルモネラ属菌とは…
鶏・牛・豚などの家畜の腸管内に生息し、これらの動物から生産される食品が糞便などを介して汚染されることで食中毒の原因となる細菌です。主な症状は吐き気・腹痛・下痢で、38度前後の発熱を伴うことが多く、潜伏期間は6〜72時間とされています。多くの場合、1週間以内に回復します。
県では、食肉や卵などを取り扱った手指や調理器具は食材からの2次汚染防止のためその都度必ず洗浄消毒することや、まな板・包丁・容器等は生肉用と調理済み食品用とで使い分けすることなど、予防策を呼び掛けています。














