留置場で倒れ救急搬送 その後不起訴も…検察は“理由”開示せず

るなさんの母親は、娘の無実を証明するため、警察にイベント当日の写真や記録を提出したという。

るなさんの母親
「なぜ虐待と言われてるのかよくわからなかったので、その時のすべての証拠を持って行って。(イベントに)出席していた人たちの記録も全部持って行ったんですけれども、(警察からは)『関係ない』という形でしたね」

逮捕から16日目。裁判所は、一度は釈放を認める決定をした。しかし、検察側の準抗告を受けて、勾留の延長を認めた。

釈放されなかったるなさんの健康状態は悪くなる一方だった。そして…

向井弁護士
「留置場内で倒れて救急搬送された。十何日間も食事もきちんととれていない状態でしたので」

7月4日、搬送された翌日になって兵庫県警ははるなさんを釈放した。拘束は18日間に及んだ。

その3日後の7日、共犯とされた山田さんも釈放された。2人は不起訴となり、罪に問われることはなかった。

“共犯者”として逮捕された山田さん(仮名)
「(勾留)延長されてからはさすがにきつくて。最後のほうは本当しんどかったですね」

――きつかったというのは?
「精神的に『いつ出られるのかな』となってたので」

るなさんの弁護士は、検察に不起訴の理由を問い合わせたが…

佐々木正博 弁護士
「検察官に不起訴理由の書面の開示を求めたんですけど、見事に拒否された。なぜ開示しないんだと尋ねたら、『諸般の事情を考慮して』という一点張り。それ以上のこと全く教えていただけませんでした」