進化は味だけにとどまりません。2022年には、タルタルソースなどを内部に入れたフレーバーが登場。そして今年は「サクッと! からあげクン」という、”衣”に注目した新商品が開発されました。

次々と新しいフレーバーを出すことについて、
新井さんは、「定番の安心感があってこその様々なフレーバーだと考えている。別の味を開発することで、『レギュラーやレッドも食べてみようかな』と、定番があるからこそ楽しんでもらえると信じている」。

新フレーバーを生み出すため、担当者は毎週1回、取引先との開発会議を行っており、現在すでに2027年度の新商品を検討している最中だといいます。多い時には一つの商品で30種類ほどの試作を食べることもあるそうです。

味の着想を得るために大切にしているのは「街に出ること」。テーマパークなどで長い行列の先にどんな味があるのかを調査することもあるといいます。驚くべきことに、この国民的ヒット商品の開発を担うローソンの担当者は、新井さんただ一人です。

もちろん、商品開発はうまくいくことばかりではありません。過去には、試作段階で「ボツ」になった商品もあるといいます。その一つが、なんと「コーラ味」。

甘いものとしょっぱいものの組み合わせに可能性を感じ試作したものの、「別々で食べた方が美味しい」という結論になり、発売には至らなかったということです。