鳥取市は16日、市内で飼われていたネコがマダニが媒介する感染症「SFTS」に感染し、死んだと明らかにしました。
ネコやイヌの動物がSFTSに感染する例は、鳥取県内では今年2例目です。
感染が確認されたのは鳥取市内の飼いネコ(オス・4歳)で、今月2日に元気がなく、ぐったりとした状態で尿漏れの症状があったため、飼い主が動物病院に連れて行き、発熱や食欲低下などが確認されました。
再び4日に、血液検査をしたところ、血小板や白血球の減少の異常が認められ、国立健康危機管理研究機構で検査の結果、12日にSFTSの感染が分かりました。
ネコは7日に死んだということです。
16日時点でネコの飼い主や家族に症状はないということです。
●SFTSとは?
SFTS=重症熱性血小板減少症候群は、主にマダニが媒介する感染症で、感染すると発熱やせき、おう吐などの症状が出て、重症化すると死亡する場合もあるといわれています。
人と動物の共通感染症で、これまで西日本を中心に感染が報告されていましたが、近年、関東地方でも人間やペットの感染事例が確認されるなど、発生地域に広がりをみせています。
また、感染したネコやイヌから、血液や唾液などの体液を介して人が感染するケースも報告されています。
●注意することは?
鳥取市によりますと、マダニは春から秋にかけて、最も活動が盛んになる時期ということです。
マダニは山や河川敷、庭先の草むらにも生息するということで、SFTSに感染するとネコでは6割が死ぬということです。
鳥取市は、ペットがダニに咬まれないよう、飼いネコについては室内飼いにして、ダニの駆虫薬を定期的に投与し、ペットに付着しているダニは適切に駆除することを呼びかけています。
また、体調不良のペットを触る際は手袋を着用し、ペットに咬まれないよう注意が必要とのことです。














