経済効率よりも、社会的に意味のある仕事を
天守閣の構造計算で、服部さんは地震に対する「耐震係数」を、基準より高く計算していましたが、その理由は分かっていません。
服部さんの長男で、構造計画研究所ホールディングス代表執行役の服部正太さんは「服部正のポリシーは、経済効率を追い求めるだけでなく、自分が納得するまで社会的に意味のある仕事をすることでした」と話しています。
服部さんはまるで、天守閣がその半世紀後、幾たびも大きな地震に見舞われることを見抜いていたかのようです。
いつも見上げる場所にあり、被災者を励まし続ける熊本城の天守閣は、再建時のプロフェッショナルたちの「慧眼」と未来への責任感に支えられていると言えそうです。














