※あおもり骨髄ドナー登録募る会 佐藤孝治代表
「大学なので学内で登録会をすることになると思うので、若い人の登録も増えてくると思いますので、(説明員が)後輩とかに引き継がれていけば、もっともっと増えてくると思いますので」

説明員は患者に骨髄を提供する場合、医師からの説明や健康診断で通院したり、骨髄液の採取で3日から4日間、入院したりすることなど提供から移植までの詳しい流れを伝え、バンクへの登録の手続きを行います。

※ドナー登録説明員(弘前大学3年)勝木若菜さん
「ずっと入院ではなくて数日で退院にはなりますが、その…その場合、病院までの交通費であったりとか入院費用については、費用負担は一切ありません」

少し戸惑う場面もありましたが、一通りの説明を終えました。

※ドナー登録説明員(弘前大学3年)勝木若菜さん
「何かわからない点などはありますか?」

※説明を聞いた人
「コーディネーターっていう方がいると思うのですが」

答えられずにいると佐藤さんが助けに入ります。

※あおもり骨髄ドナー登録募る会 佐藤孝治代表
「患者とドナーになる方の橋渡しをする方です。いろんな調整をしたり、連絡をしたりする」

※ドナー登録説明員(弘前大学3年)勝木若菜さん
「緊張してあまりうまく説明できたかちょっと自信はないんですけど、佐藤さんのサポートもあり、ちょっとでも貢献できればなと」

※あおもり骨髄ドナー登録募る会 佐藤孝治代表
「最初からうまくやろうと思わなくて結構なので、失敗してもいいので、全面的にサポートしていきたい」

勝木さんの次回の活動は来月の予定です。

※ドナー登録説明員(弘前大学3年)勝木若菜さん
「自分の中でどういうところが疑問に感じるのか考えながら、わかりやすい説明を心がけていきたい」


実はいま、青森市の大学生も研修が完了し、1月中にドナー登録説明員に認定される見通しとなっているそうです。勝木さんと2人になるんですね。青森県内では2022年12月までに238人がドナーとして患者に骨髄提供しています。骨髄移植は患者にとって唯一の助かる道です。移植のためには白血球の型が一致しなければならず、その確立は数百から数万分の1と言われています。このため、多くの人のドナー登録が必要です。