それでも自殺者は減らず

子どもの自殺を減らすために夢ら丘さんが続けてきた「命の授業」ですが、思いとは裏腹に小中高生の自殺者は逆に増えてしまいました。この20年で少子化によって子どもの数は2割減っているのに自殺者はほぼ2倍となっています。夢ら丘さんに思いを伺いました。

学校の校長先生方からは、「いじめがなくなりました」「不登校ゼロを実現できました」「先生方が、子ども達の心の健康を守るために率先して行動してくれるようになりました」といったご報告をいただくことも多く、子ども達や学校に生まれた変化を知るたびに、大きなやりがいを感じています。

一方で、こういった子どもの悲劇が増え続けてしまったので、20年やってれば自殺が減っていくということを希望として続けてきたんですけど、どんどん増えていますので。私どもだけでは到底できない課題なので、やっぱりできるだけ多くの学校で心の健康のための教育を実施していただきたいです。

あとは子どもが学んでも大人がどうしたら救ってあげられるのかがわからない、対処方法を知らないだけで辛い思いをしている大人も多いと感じます。そういった方々にもこの授業を一緒に受けていただいて、傾聴の方法はじめ、子どもたちの心に寄り添うために必要な様々なことを学んでいただけたら嬉しいなと思います。(夢ら丘さん)

命の大切さを訴える夢ら丘さん