鳥取県倉吉市にある鳥取県立厚生病院が、新型コロナのPCR検査で陰性だった70代の男性を誤って陽性として扱い、コロナ専用病棟に入院させ、抗ウイルス薬を投与していたことが25日分かりました。


男性は24日、コロナ以外の症状で厚生病院で診察を受け入院加療が必要と診断され、入院前のPCR検査を受けていました。

そして、結果は陰性でしたが、病院の職員が検査システムに誤って陽性と入力したため陽性者として扱われ、コロナ専用病棟に入院し、抗ウイルス薬の投与を受けていました。

男性に健康被害などはないということで、病院は25日、男性に謝罪し一般病棟に移しました。

検査結果のシステムへの入力は「+」と「-」でのみ行っていますが、病院は別の数値も入力するようにして、再発防止を図ることにしています。